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言の葉庵とは

 本は好きだけど、特に古典には没頭したことがなかった。学生時代に岩波文庫を読んだくらい。時代小説は好きなので、隆慶一郎の影響で葉隠を読んでみた。はまった。面白かった。こんなに面白い本に、なぜ完訳がないのか、と大いに疑問が湧いた。続けさまにその他めぼしい古典の原典と現代語訳を探して読んでみる。原典はすごいの一語。現代語訳はほとんどだめである。現代人の古典離れの理由がわかったので、自分でやることにした。会社を辞めて、さしあたり大好きな葉隠と風姿花伝、五輪書をごりごり訳した。目指したのは、

「原典のかわりに読む、全く新しい概念の現代語訳作品」

である。敬語も使わぬ、注釈も入れぬ。ただ、面白い面白いといいながら小説のようにあっという間に読めるものを。出版社61社に企画書と原稿を送った。その中でただ一社だけが、ぼくの「面白い面白い」に反応してくれたのだ。
 さて、それでもっとこの「面白い」を感染させようと、このホームページを立ち上げました。いくら名著でも、古典など読んだことがない人に作品一冊まるまる読めというのは正直しんどい。あの有名な一句だけ、あの名文のさわりだけなら…とアクセスしてくれることを期待しつつ。もし、少しでも気に入る文句、文章があればぜひ一冊通読してみてください。昨今、新刊本の凄まじいはずれ率を考えれば、古典名著はこころと知恵へ、とても割りのいい投資だと思います。

2005年10月10日 01:18

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