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【寺子屋通信11月】新・五輪書講座はじまります。

言の葉庵オリジナル講座、寺子屋素読ノ会。来る11/30(月)、はじめての宮本武蔵「五輪書」講座がスタートです。来週、再来週の講座予定メニューを以下にお知らせします。

NEW!●Cクラス「五輪書」11/30(月) 17:30-19:00
講座予定:今回が初回です。小説や映画で日本一有名な剣豪、宮本武蔵。しかし資料にみられるその実像とはかなりのギャップがあります。武蔵の生まれと本当の父は?巌流島の決闘、その勝負の実態と結末は?吉岡一門は明治まで健在だった?五輪書はいつどこで書かれた?剣豪か、芸術家か?宮本武蔵は複数いた?初回は武蔵像に光を当て真実をたどります。

●Dクラス「南方録」11/30(月) 19:30-21:00
今回は、「台子」最終段落と「墨引」第一章を読み進めます。「台子」で、その断片が時折姿をのぞかせた、利休流茶道最奥の秘伝といわれる「カネワリ」技法。「墨引」は、冒頭からその理論を精緻に論考していく段落。陰陽・五行説など、中国古来の思想がその成立背景に色濃く感じられます。「秘伝をあまりに詳細に書き留めすぎる」と、師利休が黒々と墨で抹消したという、いわくの「墨引」。幻の茶道技法の世界に挑戦してみましょう。

●Aクラス「葉隠」12/7(月) 17:30-19:00
葉隠は今回、聞書一の四〇から読解を進めます。四五「老剣術師の述懐」では、剣の修行を推し進め、最後にたどり着くのは”道の絶えたる位”である、と諭します。これはちょうど武蔵「五輪書」風の巻にある、「稽古の口(初心)と奥(高位)」の秘伝と重なる逸話。日本芸道論の”道”を葉隠独自の論調で指し示してくれます。

●Bクラス「風姿花伝」12/7(月) 19:30-21:00
今回は第五「奥儀に讃嘆していわく」第一章を読みます。『風姿花伝』書名の由来、世阿弥の観世座とライバルである犬王が属する近江日吉座との芸風の違い。また、舞台鑑賞について「目利き」と「目利かず」の違い。それらへの対応策と花のある真実の猿楽者の定義。また、目利き論と関連して、『花鏡』で説かれる「見の能」「聞の能」「心の能」、三段階の能の位を知ることなどを考察していきます。

「寺子屋素読ノ会」実施要綱と詳細はこちら。
各クラス、途中受講大歓迎です!まずはお気軽に教室をのぞいてみてください。

2009年11月26日 18:10

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