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3/10「葉隠」「申楽談儀」「南方録」講座@新橋

3月10日(金)、【言の葉庵】寺子屋素読ノ会があります。
名作古典の名文をみんなで声に出して読む“大人のための寺子屋”です。その日の内容やテーマに応じて、随時〈日本文化のミニ講座〉も実施。初めての方も、学びの春にぜひ、のぞいてみてください。

講座概要:
主宰/水野聡(能文社代表、古典翻訳家)
場所/生涯学習センター ばるーん(新橋駅徒歩2分)
日程/毎月第2金曜日 (各クラスの時間は下記参照)
参加費/各クラス一回 ¥1500

◆寺子屋素読ノ会の概要 ご案内
http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf


Aクラス「葉隠」
毎月第2金曜 10:00-11:30
使用テキスト「葉隠(上)」 岩波文庫)

聞書第一の一八では、人と会うための極意を紹介しています。三百年以上前から日本人は、相手を気遣い、なごやかに場をとりもつ〈一期一会〉の精神を重んじていたことがわかります。二一では軍学の秘伝「覚の士、不覚の士」を紹介。「覚」や「気」を武士道から論じた、橋本左内の『啓発録』もミニ講座として読解します。


Bクラス「申楽談儀」
毎月第2金曜 13:00-14:30
使用テキスト「世阿弥 申楽談儀」岩波文庫

「万事かかり也」の段落では、世阿弥作〈恋の重荷〉キリの“渡り拍子”の秘伝を読解。往年の名人、桜間道雄のビデオで現代の演出を確認してみましょう。「よろずの物まねは心根」では、世阿弥と作者元雅による〈隅田川〉の演出についての父子論争をご紹介。子方なしでは「えすまじき」という元雅に対して、世阿弥は「してみて良きにつくべし」とアドバイスします。さて、現代の演出では。


Cクラス「南方録」
毎月第2金曜 15:00-16:30
使用テキスト「南方録」岩波文庫

福岡箱崎の松原で秀吉が催した、「野がけふすべ茶の湯」。利休は茶箱に尻ふくら茶入を用意し、型を離れた型の点前、教外別伝の境地で清涼な一服を点てました。武野紹鷗と利休は、それぞれ「侘び茶の極意」を、新古今の名歌に悟ります。定家「見渡せば花も紅葉もなかりけり」、家隆「花をのみ待つらん人に山里の」。この二首から、「侘び」とは何かを探りつつ、無から有へ、さらに有から無へと昇華していく日本人の美を読み取っていきましょう。「侘び」のミニ講座を同時に実施予定。

2017年03月07日 10:41

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