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今週の「寺子屋素読ノ会」の講座内容

7/14(金)、【言の葉庵】オフィシャルスクール寺子屋素読ノ会を開講します。
中世の各分野の最高峰とされる古典を一冊まるごと読了し、古人のゆたかな識見と日本文化の奥深さに直接触れてみてください。

講座概要:
講師/水野聡(能文社代表、古典翻訳家)
場所/生涯学習センター ばるーん(新橋駅徒歩2分)

日程/毎月第2金曜日 (各クラスの時間は下記参照)
参加費/各クラス一回 ¥1500
※入会金、会費等、他の費用は一切かかりません。予約・申込は必要ありませんが、初回参加の方は言の葉庵HP問合せページよりメールでご連絡をください。各講座の初回用資料をお持ちします。


◆寺子屋素読ノ会の概要 ご案内
http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf


Aクラス「葉隠」
毎月第2金曜 10:00-11:30
使用テキスト「葉隠(上)」 岩波文庫)

今回は聞書第一の四七より読み進めます。四七は名和尚と鍋島藩きっての知識層との談話をご紹介。「聖の字をヒジリと読むは、非を知り給う故」。味わい深い和尚の名言です。五一では名家老中野数馬、一世一代の智慧、裁判判決の極意をご案内。現在の司法でも応用してほしいような名採決とは。五五では鍋島藩始まって以来の大事件「長崎喧嘩」の経緯と結末を。この事件の責任を取り自決した二人の曲者とは。

Bクラス「申楽談儀」
毎月第2金曜 13:00-14:30
使用テキスト「世阿弥 申楽談儀」岩波文庫

今回は、九.音曲のかかり、十.文字訛りと節訛りの段落をそれぞれ読み進めていく予定です。たとえ訛った謡であっても、かかり(情趣)さえ確かであれば、人を感動させられる、と世阿弥は説きます。佐々木道誉に「日本一の謡」と絶賛された犬王道阿弥、謡の「蘭けた位」にて世阿弥も舌を巻いた田楽喜阿弥。名人たちの謡の実技を再現して、かかりの秘伝をくみ取ろうとしています。

Cクラス「南方録」
毎月第2金曜 15:00-16:30
使用テキスト「南方録」岩波文庫

今回より、第四章「書院」の章を講読していきましょう。
能阿弥が創始し、整備した、東山殿における諸道具の飾りと書院台子の茶。書院建築の発生とその様式、道具飾りの諸相について、能阿弥の秘伝書『君台観左右帳記』を参照しながら、千利休の直伝を読み解いていきます。

2017年07月12日 19:08

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