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創刊第一号 「秘すれば花」本当の意味は? 【言の葉庵】No.1

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┣┫OW┃O  知ってるつもりで、みんな本当は知らない?    2005.12.27
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 こんにちは。【言の葉庵】庵主です。
 HP立ち上げに引き続き、今日からメルマガ配信いよいよスタートです。いにし
 えの偉人・達人の「名言・名句」のご紹介をメインコンテンツにお届けしてゆ
 きますが、普段なにげなく使っていることわざや慣用句。トモダチと会話して
 いて、ふと「?」と感じたことはありませんか。正しい日本語を理解し、使いこ
 なすことが、本当はかっこいいとは思いますが、まあ、国語の先生になるわけ
 でもなし、肩肘張らずにクイズのように、その由来や成り立ちがわかり、「ふ
 ~~ん」と納得するだけで、もしかしたらトクすることもあるのでは…。と軽
 い気持ちでスタートしてみました。第一回目の名言・名句は「秘すれば花」、
 「初心忘るべからず」です。
 
 
 …<今週のCONTENTS>…………………………………………………………………
 
 【1】言の葉庵ついにopen!!!         20年早過ぎた「壮大な計画」
 【2】今週の名言・名句第一回  <秘すれば花><初心忘るべからず>の意味は?
 【3】HP開設記念メッセージ集  こんなにたくさんのメッセージありがとう! 
 【4】編集後記          昔、ぼくの実家にも「猫村さん」がいた!
 
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 【1】言の葉庵ついにopen!!!         20年早過ぎた「壮大な計画」
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 思い起こせば、あれは2004年のお正月。独立開業とともに、HP立ち上げの計
 画をふと思い立ち、コンテンツ、企画ラフを書きまくり「さあ、やるぞ」と当
 初は意気盛んだったのですが…。気がつけば、早二年の歳月が流れ、あと数日
 で今年もおわろうとしているのでした。本邦初、流儀不問、玄人・素人不問、
 公私不問のお能のポータルサイトにするつもりで、コネクションづくりやパー
 トナー募集に積極的に駆けずり回っていました。しかし、このプランが成立す
 るにはターゲットの人口構成の面から、少なくとも20年は時期尚早であるこ
 とが判明し(なぜ最初に気付かない?)、泣く泣くというか、なにげに方向転換
 し、関連のありそうでなさそな古典コンテンツで再スタートすることとなった
 のでした。まあ、この辺の無節操にも見える変わり身の本当の理由は、当メル
 マガでおいおいお話するとして、とにかくめでたい!HPと同じく、文字ぎっし
 り、内容、クオリティはともかく、勢いだけは凄まじい【言の葉庵】メルマ
 ガ創刊号を熱々の内にぜひご賞味ください。
 
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 【2】今週の名言・名句第一回 <秘すれば花><初心忘るべからず>の意味は?
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 その1 秘すれば花なり。
 その2 初心忘るべからず。
   ~世阿弥「風姿花伝」第七 別紙口伝より。
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 [クイズ]
 創刊第一回目は、誰でも知っている有名な、この二つの名言から。まずは、
 クイズです。この言葉の正しい意味を下の二つから選んでみてください。
 
 「秘すれば花なり」の正しい意味は…
 
 ?本当に重要なものは、他人から隠しておかなければならない。
 ?他人に隠しているものは、本当は大したものではない。
 
 
 「初心忘るべからず」の正しい意味は…
 ?初志貫徹すべきである。
 ?初心のころの未熟な考えやわざをいつまでも捨てない。
 
 [正解と解説]
  
  世阿弥は、室町時代申楽観世座の二代目太夫。代表的な能役者であるとと
 もに、能作家、能楽理論家として今日の能の基礎を確立した大芸術家です。
 すべてで二十一作ある世阿弥の能楽理論書の内、代表作がこの風姿花伝。「
 秘すれば花なり」、「初心忘るべからず」をはじめとする数々の名言・名文
 を含む、世界でも類を見ない芸術家自身による偉大な芸術理論書です。
  さて、「秘すれば花なり」の正解は、?の「他人に隠しているものは、本
 当は大したものではない」です。
  各家に相伝・継承される芸道の秘伝というものは、秘して他人に知られな
 いこと により、最大の効果を発揮するものである、と世阿弥は述べていま
 す。秘伝されたものそれ自体は、種明かしをしてしまうと必ずしも深遠なも
 のではない。しかし、誰も気付いていないという、珍しさ、意外性により、
 感動を生む芸となったり、相手に勝つ秘策ともなる。秘することそのものが
 芸に最大の花を生む秘伝である、というのがこの言葉の正しい意味となりま
 す。
  「初心忘るべからず」の正解は、?の「初心のころの未熟な考えやわざを
 いつまでも捨てない」です。
 役者の年齢による、その時々のもっとも旬の演技を常に忘れず、芸の種類、
 幅として保持し、いつでも披露できるようにすること。初心、若年のみずみ
 ずしい舞台姿、青年期のはつらつとした芸、中年期の円熟、壮年期の老成し
 た芸。世の能役者、これらすべてを、年齢と芸位の進歩に従って、以前の芸
 を恥じては捨て、捨てては忘れしてしまうことを世阿弥は戒めます。
  「花はこころ、種はわざ」ともいっていますが、初心の芸を捨て去ること
 は、芸に何百種類もの花を咲かせるための大切な種を捨ててしまうこと。こ
 れらの芸は年々に来たっては去る花、すなわち「年々去来の花」であり、こ
 れをくれぐれも忘れるべからず、ということがこの句の真意です。
 
 [本文抜粋]
  一. 秘する花を知ること。秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、と
 いう。この違いを知ることが、花を知る重要点である。そもそも一切、諸道、
 諸芸において、その家々で秘事とされるものは、秘することによって大きな
 効用があるゆえである。つまり秘事は露見すれば、秘密にしておく程のもの
 ではないのだ。これをそれほどのものではないという 者もいるが、それは未
 だ秘事の大きな効果を悟らぬゆえである。まずこの花の口伝、「ただ珍しさ
 が花なのだ」ということをすべての人が知ってしまえば、さあ、珍しいもの
 が見られるはずだと思い期待する観客の前では、いくら珍しい芸を披露して
 みたところで見ている人の心に珍しいという感覚が生まれるはずもない。見
 ている人にとってそれが花だということがわからないからこそ、シテの花と
 もなるものなのだ。
  されば見る人が思いのほか面白く演じる上手だ、とのみ感じ、これが花だ
 とわかっていないことがシテにとって花となる。つまりは人の心に思いも寄
 らない感動を呼び起こす手立て。これこそが花なのである。
  たとえれば弓矢の道の手立てにも、名将の案と計らいにて思いも寄らぬや
 り方で、強敵にも打ち勝つ例がある。これは負けた側から見れば、珍しさの
 理に惑わされて、敗れてしまったのではなかろうか。これが一切、諸道諸芸
 において勝負に勝つ理である。こうした手立ても事決して、こういう謀だっ
 たと知れてしまえば、後で批判することはたやすい。が、前もって知らなか
 ったからこそ負けてしまったのである。
  さて、これを秘事のひとつとして当家に伝承する。これにてわきまえよ。
 たとえ秘事を明かさないにしろ、かような秘事を持つらしいと人に感づかれ
 ることさえあってはならない。人に感づかれる時、敵であれば油断せずに用
 心し始めるので、かえって注意をひきつけることになってしまう。敵方に用
 心させなければ、勝つのはいともたやすい。人に油断させ勝利を得ることは、
 珍しさの理の大きな効果ではないか。すなわち当家の秘事として、人に悟ら
 れぬことにより生涯咲き続ける花を持つ主となることを授ける。秘すれば花、
 秘せずば花なるべからず。
 
  さらに、十体より大事なことは、年々去来の花を忘れぬことだ。たとえば
 十体とは物真似の品々のことだが、年々去来とは幼ない頃の容姿、初心の時
 の技、油の乗った時分の演技、壮年期のたたずまいなど、その時代時代に自
 然と身についた芸をすべて今、一度に持つことである。ある時は少年や若者
 の能に見え、ある時は全盛のシテかと思い、またある時には、いかにも?た
 けて年季の入ったように、同じ役者とは思えないような能をすべきである。
 これすなわち幼少時より老後までの芸を一度にもつ理である。それで毎年毎
 年、去ってはまた来る花とはいったのだ。
  ただし、この位に至ったシテは、今にも昔にも見聞きしたことがない。亡
 父観阿弥、若い盛りの能では、?たけた芸がことのほか得意であったなどと
 聞いているのだが。四十過ぎの能は見慣れているので間違いない。自然居士
 の物真似に、舞台の演技をご覧になった時の将軍より十六、七の役者に見え
 たとお褒めいただいたものだ。これはまさしく人もいっていたし、自身の目
 でも見たことなので、この位に相応している達人だと思ったことである。
  このように若い時分には行く末の年々去来の芸を得、年とってからは過ぎ
 しかたの芸を身に残すシテ。これまで二人と見たことも聞いたこともないも
 のだ。
  されば初心よりこのかた芸能の品々を忘れず、その時々、用々に従って取
 り出だすべし。若くして年寄りの風情、年とってなお盛りの芸を残すこと。
 珍しくないはずがあろうか。されば芸の位が上がったといって、過ぎし芸風
 をやり捨てやり捨てしては忘れてしまうこと。ひたすら花の種を失い続ける
 こととなる。その時々に咲く花ばかりで種がなければ、手折られた枝の花の
 ようなもの。
  種があり、毎年毎年季節が廻りさえすれば、なぜまたその花に逢えないこ
 となどあろうか。ただかえすがえすも、初心忘るべからず。されば常の批評
 にも、若いシテに「はや完成した」「年季が入っている」などと褒め、老シ
 テには「若やいでいた」などというのである。これぞ珍しさの理ではあるま
 いか。十体をそれぞれ彩れば百色にも及ぶ。さらにその上、年々去来の品々
 を今一身に持てたとしたら、どれほどの花になることであろうか。
 
 
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 【3】HP開設記念メッセージ  こんなにたくさんのメッセージありがとう! 
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 HP開設以来、本当にたくさんの方からメッセージをいただきました。この場を
 借りて深く御礼申し上げます。ここではHPへ直接書き込んでくれた方以外のメ
 ッセージを差し障りのない範囲でご披露させていただきます。
 
 
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  おめでとうございます。
 「ことのはあん」⇒「ことのハーン」⇒明治期に活躍した「ラフカディオ・ハ
 ーン」を連想しました。 欧米に「日本の面影」を伝えた小泉八雲ですよね。
 21世紀の「ハーン」の登場かな? それとも世界制覇を目指す「チンギス・ハ
 ーン」でしょうか? こちらは義経の生まれ変わり説もありましたね。

 思わず立ち読みしてしまいました。
 「南方禄」PDF版購入させていただきます。 〒に振込みますね。
  若い人達にも読んでもらえると思います。
 (Nさん)
 
 
 行きました。見ました。そして、
 早速コメントを書きました。
 が、コメントが表示されません。なぜでしょう?
 (Oさん)
 ※第一号書き込みで処理が不慣れなためご迷惑おかけしました。庵主
 
 
 おめでとうございます!!!
 さすが、渋いですね。かっこいー!やっぱりお若い
 ですよね。写真を拝見して、改めて思いました。
 (Iさん)
 
 
 写真入りですね。
 連絡ありがとうございます。
 メルマガ登録しようとしたら、こっちのシステムでエラーになって
 しまいました。もしできましたら、僕のアドレスの確認をお願いします。
 なかったら、入れておいてくれませんか?
  (Kさん)
 
 
 お久しぶりです。
 元気そうで。
 今日は送別会でゆっくり見る時間がないので
 家で見ます。
 (Tさん)
 
 
 ご無沙汰しております。
 年明けに飲み会をやりませんか、
 HP面白く拝見いたしました。
 勉強させていただきます。
 ますますのご活躍期待しております。
 (Tさん)
 
 
 I wish you and your family a happy and joyful Christmas and a New Year
 bringing you hopeful days!
 
 May peace and happiness prevail on the earth as God bless everyone has
 given celestial sensation.
 (Kさん)
 
 
 ご無沙汰しております。
 オフィシャルサイト拝見いたしました。
 
 お元気そうで何よりです。
 
 ○○は相変わらず大変ですが、わたくしも元気に
 頑張っております。
 
 また何かのご一緒できる機会があれば、宜しく
 お願い致します!
 (Sさん)
 
 
 ご無沙汰です。
 ひやー、大変なHPですね。
 運営が大変だわさ。
 秘するは花なり、
 なるほどねー。
 まったく当たり前のことなんだが、
 うまい言い方するものです。
 (Mさん)
 
 
 ご無沙汰しております。
 ホームページ見ましたよ。 
 
 腰の調子は、いかがですか?
 ホームページを立ち上げたということは、もう、治ったんですね。良かっ
 たです。
 
 お仕事、是非がんばってください。
 私の方からも、クリエイティブの案件などありましたら、ご紹介させていた
 だきます。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
 (Mさん)
 
 
 ご無沙汰しております。
 素敵なサイトですね。
 何か(必ずしも仕事ではなく)ご一緒できる機会があれば、幸いです。
 今後とも宜しく御願します。
 (Nさん)
 
 
 ご無沙汰しております。
  メールを戴き、ありがとうございました。HPを少し拝見しました。
 頑張っていらっしゃいますね。喜ばしいことです。
  ご自分のやりたいことを着実に進められているご様子、大変羨ましく
 思います。

  私の方は、なかなか成果を出せず呻吟している状態です。
 来年へ向け、本格的に勉強をしていこうと思っております。
 (Mさん)
 
 
 さっそくオフィシャルサイト拝見させて頂きました。
 「言葉」を中心に大変、ためになる情報ばかりですね。
 古典が苦手な僕にも、読みやすかったです。
 
 ちなみに・・・「今週の名言・名句」のクイズは一問も
 解けませんでした・・・。
 でも、解説がご丁寧に書かれてあったので、理解できました。
 今度友達に自慢してみたいと思います。
 (Kさん)
 
 
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 以上、12月23日までのメッセージを一部抜粋にてご紹介させていただきまし
 た。みなさま、本当にありがとうございました。
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 【4】編集後記         昔、ぼくの実家にも「猫村さん」がいた!
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  ひゅ~~。実に何年かぶりに、本格的な"寒い冬"です。鍋、熱燗、こたつ
 が恋しい今日この頃ですね。"こたつ"といえば、猫ですが、猫好きの庵主と
 しましては、今巷でブレイクしている家政婦猫の「猫村さん」に心を奪われ
 ています。年齢がばれてしまいますが、作者 星さんの描くレトロな昭和の
 世界にも思わず郷愁を誘われてしまいます。なんと! ぼくの貧乏な下町の実
 家にも、ぼくが幼稚園児の頃"お手伝いさん"が通ってきていたのです。当時
 は、別に豪壮な大邸宅でなくてもフツーの家にも家政婦さんが来ていたもの
 でした。マクドナルドのなかった時代、ご近所の昼間時間のある奥さんなど
 が、アルバイト感覚でニーズのある家庭の家事を気軽に引き受けていたので
 す。さしづめ、ぼくなど「おぼっちゃま」…。鼻水をふいてもらったり、ア
 メをもらったりして猫村さんに可愛がってもらったような記憶がうっすらと
 …。当時は祖父祖母も一つ屋根の下で住んでいましたので、もう一人くらい
 家族が増えても別になんとも思わなかった。子供がやっちゃいけないことを
 すると、実の母親よりもおっかなく、猫村さんにしかられたものです。あの
 家政婦さんは、どうしたのかなあ。なんとなく、ほのぼのとしてしまう年の
 暮れ。超多忙な時ほど"むかしむかし細胞"がついつい覚醒してしまうのは、
 生体防御反応の一種なのでしょうか。
  それではみなさまもよいお年に、よい初夢をみてくださいね。
 

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  皆さんの声をお待ちしています。
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2005年12月27日 14:51

 

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