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シリーズ研修「禅と中世日本文化」

中世の日本文化を横軸で体系的に学ぶ、「禅と中世日本文化」シリーズ研修。
本年9月より12月まで、全6回コースで実施されます。主催は日本文化交流塾、講師は水野聡(能文社)。

2012年第一回の実施以来、今回4年ぶりの開催となります。
本講座は同塾の会員向けイベントですが、一般の方(非会員)の参加、および任意の回のみのスポット受講もOKです。
実施要領とプログラム詳細は、日本文化交流塾HPをご参照ください。

◆シリーズ研修「禅と中世日本文化」 全6回

●スケジュール/各回講座テーマ

第1回 9月5日(月)  10時~12時  総合解説「禅と日本文化」
第2回 9月19日(月) 10時~12時 「禅と茶道 1」
第3回 10月24日(月) 10時~12時 「禅と茶道 2」
第4回 11月7日(月)  10時~12時 「禅と武士道」
第5回 11月28日(月) 10時~12時 「禅と俳諧」
第6回 12月14日(水) 10時~15時 「禅と能(能楽堂見学会)」

●講座の案内

日本が外来文化からの影響を脱し、独自の価値観・精神性・美意識を確立したのが、平安~戦国期までの「中世」とよばれる時代。この時代に成立、発展した文化は、現代も日本人の物の考え方、感じ方の根本となっています。名を惜しみ、己れを捨てる“武士道”、 人と人との清らかな交わりを大切にする“茶道”、幽玄美を追求する“能”、侘び・寂びを尊ぶ“俳諧”。そしてとりわけ、悟りをひらき、現世の迷いから解脱する“禅”は、この時代の文化を根底から支える精神的な土台となっています。これら中世の文化は、さまざまに形を変え、枝分かれをし、近世江戸文化を経て、現代日本へと継承。さらに〈ZEN〉や〈BUSHIDO〉〈CHANOYU〉として、世界中でも広く関心を集めるようになりました。

2016年度は、「禅と中世日本文化」を基本テーマとし、禅・茶道・武士道・俳諧・能の各テーマを全6回のコースで学んでいきます。最終回の「能と禅」は、矢来能楽堂現地見学体験講座です。映像・スライド・実演など、豊富な視聴覚資料を用い、日本文化全体の流れと関連性を肌で実体験できる総合研修メニュー。

通訳案内士として、はじめて日本を訪れるビジターに、日本の歴史と文化の基礎を理解した上で、自分の言葉でしっかりガイダンスできるようになることを目指します。

2016年08月16日 10:37

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